在留外国人を対象としたHIV自己検査提供システムの構築に関する研究

HIV自己検査について

この研究ではOraQuickを利用します。

OraQuickとは？

OraQuickは、自分で簡単にできるHIV検査キットです。口の中（歯ぐき）を専用のスティックで軽くこすり、液体の入った容器に入れると、約20分で結果がわかります。

• 注射や血液をとる必要がありません。
• 医療機関や検査施設に行かず、自分の好きな場所で検査をすることが可能です。
• 世界中で使われていて、信頼性の高い検査方法です。
• HIVの抗体の有無を確認する検査です。HIVに感染したかもしれない時から3か月以上が経過していないと正しい検査結果を得られない可能性があります。
• この検査キットは研究用であるため、検査結果が陽性であっても治療を始めることはできません。
• 検査結果が陽性の場合は、かならず保健所や医療機関で血液検査を受けて下さい。

HIV自己検査セットの受け取り方法

申請者は、自己検査セットの受け取り方法を以下から選んでください。

1. 自宅に送る

   申請者の名前と送付先の住所をお聞きします。

2. 最寄りの郵便局に送る

   送付を希望する郵便局名、申請者の名前と住所をお聞きします。

• 自己検査セットの配送終了時に申請者の名前、送付先住所を廃棄します。また、郵送する際は、外見からは内容物が何かわからない状況でお送りします。
• 検査セット送付後、概ね2週間経過しても、検査キットの写真のアップロードとアンケートへの回答がない方には、改めてメールで連絡をさせていただきます。

研究への同意

検査の受付期間終了後に、検査結果の集計を行います。今後、在留外国人のHIV検査へのアクセスを改善するための方策を検討するために活用させていただきますので、ご協力をお願いします。なお、研究責任者は研究の進捗を管理するため、自己検査の受検状況の確認や受検者から送られて来た検査キットの写真を見ることができることをご了承ください。

また、検査結果が陽性であった場合、血液検査のサポートを提供するために、研究プロジェクトのメンバーである医師から連絡をさせていただきます。そのため、検査結果とメールアドレスを医師と共有させていただくことをご了承ください。

配布できる自己検査キットの数に限りがあるため、申込は1人1回まででお願いします。また、申込数が上限に達した時点で受付を終了することをご理解ください。

本研究への協力に同意をした後に同意を撤回することは可能です。その場合、申請時に発行された受付番号とメールアドレスを下記までご連絡ください：
杏林大学総合政策学部　研究責任者　北島　勉 kitajima@ks.kyorin-u.ac.jp

上記のことを理解した上で、「在留外国人を対象としたHIV自己検査提供システムの構築に関する研究」に参加することに同意しますか。

HIV自己検査に関する事前アンケート

このアンケートは、HIV自己検査の受検を希望するみなさんの特徴を把握することで、今後のHIV検査の企画や運営に活用することを目的としています。ご協力をお願いします。

このアンケートの回答は統計的に処理されるため、アンケートのデータから個人が特定されることはありません。アンケートへの協力は自由で、答えたくない質問には答える必要はありません。

在留外国人のみなさんにとってより良いHIV検査を提供できるようにするために、アンケートへの協力をお願いします。

連絡用のメールアドレスを登録してください。